2016/6/27 日経新聞を読んでの個人的な感想。

5面 EU離脱に対しての、国内消費の変化

英国のEU離脱の影響で、円高株安といった急激なマーケットの変化が起こっている。

海外商品を扱っている百貨店では、裕福層の消費マインドの低下を懸念しているようだ。

しかし円高ともなれば、海外旅行はお得感が増し、行きやすく感じる。

こういった経済の流れには一定の流れが存在する。結果には必ずメリットとデメリットが存在し、その現象単体でみればバランスが取れているはずなのだ。

こういった影響をすぐ察知できるように今後とも知識の取集を続けていきたい。

世間一般にはデメリットしか周知されていない事柄こそが、膨大なメリットを隠し持っている事を忘れてはいけない。

 

 

7面 コラム ベネフィット企業

「社会に恩恵をもたらすことで成長する」、B企業を名乗ればこれを宣言したも同然になるらしい。

理想先行と蔑まされてきた、社会によい影響を与えたいという会社の経営方針。

それが再認識されており、いわゆる古き良き日本の経営にも脚光があびているそうだ。

会社という組織、少なくとも経営者にはこういった夢見がちな事項は必要不可欠だと私は思う。

「古き良き」と上に書いたように、今の日本に本当の意味で社会を見ている企業がどれほどあるのだろうか。

皮肉ではなく実際わからないのである。こういった事はどの会社にも経営方針として確実に存在する。

その経営方針を本当の意味で、会社の総意として実行できている企業を私は見たことが無い。

知りたい、見てみたい。そしていつか自分でそんな企業を立ち上げてみたい。

 

 

9面 車の自動運転実験用、保険商品の開発

とても面白い発想だと思う。実験には危険が伴うのは当たり前であり、指導運転ともなればなおさらだ。

「実験」に対する保険というのが面白い。いままでもこういった形の保険があったのだろうか?

商品化を検討しているということは採算を取れる見通しが少なからずあるのだろう。

自動運転と聞いて毎回思い出すのが、自動運転のジレンマだ。

運転を操作するAIによる自己(過失)をどう処理するのかについての問題だ。

たとえAIが車を操作したとしても、事故はなくならないだろう。人間の運転手が一人でも生きているうちは確実になくならない。

このAIを起こす事故に対する保険もいつかビジネスとして出てくるだろう。

その時、どの立場の会社が(車会社なのかAIの開発会社なのか保険会社なのか)その商品をだし、何を保障してくれるのだろうか、想像するととても楽しい。