2016/6/28 日経新聞を読んでの個人的な感想。
1面 英国の今後の動向
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イギリス国内での混乱が広がっている。
後継選びは始まっているが、政党の対立は根深くまとまりそうもない。
EU離脱派が政党を握るか、元残留派が握るかで今後の動きは大きく変わってしまう。
期限が存在している以上、停滞するわけにもいかない。
多くの外国企業が、イギリス国内にある生産拠点の再検討に追われている。
記事上にあったアンケートでは過半数が半年後には景気が悪化するだろうと予想しているそうだ。
イギリスは今、世界おまきこんだ混乱の渦の中心にいる。
この流れを制御しきる為にも、早く代表を決め方向性を明確にする必要がある。
絶対的主導者によるリーダーシップがあればあるいは…
5面 長期金利の急落
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多くの投資家たちが、リスク回避の為に安全資産とされる日本国籍に集まっている
記事上のグラフをみて、買いが殺到するほど、利率が下がる理屈を理解できなかったので、少し調べてみた。
まず国債には額面金額と表面利率が存在する。
額面金額はその証券自体の値段。表面利率は利息の支払い割合だ。
国債の利率の決定権は発行側が持っており、その利率が買い手の動向によって変動する理由が私にはわからなかった。
その原因となっていたのが、国債流通市場だ。
国債流通市場は、いったん販売された国債を再度取引する為の場所である。
これがあるお蔭で、国債は金融商品として多くの人の手を渡り歩き、その結果利率が変動しているというのだ。
たとえば額面金額100円、表面利率5%の国債があったとする。
この国債によって、もらえる利息は100*0.05の5円だ。
その国債の人気が上がり買いが集中すると、どうにか手に入れようと購入希望者は値段を釣り上げていく。
ある人は100円の国債を120円で手に入れることが出来た。
しかし子息は120円で買ったとしても変わらない。5円のままなのである。
その利息分5円を購入金額である120円を起点に利率計算してみると、
5/120=0.0416,,,,となる。買いが集中したことで結果的に利率が下がっているのだ。
こういった理由により、本来固定されているはずの金利は乱高下している。
はた表面利率にも固定型と変動型もあるのでさらにややこしい。
先ほど計算した利率が、記事上にある金利だったわけだ。
なんとなく理解することが出来たが、そちらかと言えば「金利が変動しているように見える」というのが正しい気がする。
まぁ、表面金利と流通市場の金利どちらを基本として考えるかの問題なので納得するしかないのだろう。