2016/7/16 日経新聞を読んでの個人的な感想。

1面 フランス南部ニースでのテロ

使者84人、重体50人。フランスでまたテロが起きてしまった。

花火見物客へのトラックでの突進、その後は銃撃、どちらも悪辣であり度し難い。

今年三月にあったベルギー連続テロを受けて連携を強化していた状態で起きたこのテロ。

私が何より恐ろしいのは、警戒状態でのフランスでトラックという一般的な道具を使用したテロが行えてしまったことだ。

誰しもが考えつくようなこの方法で、これだけのテロを単独犯が起こした。

この事実が、鳴りを潜めるテロリスト予備軍にどういった影響を与えるか考えたくもない。

これを受けて各国は連携強化、テロ根絶をうたっているが、それだけでは今までを何も変わらない。

フランスでは現政党、オランド政権が非難を受けているようだ。

怒りを一身に受けるべき犯人はもうこの世にはいない。

政権に矛先が向くには仕方ないことだが、内輪のゴタゴタだけは、御免こうむりたい。

オリンピックは一か月後に迫っている。無事に終わることだけを切に願う。